意外と知られていない?「Windows Media エンコーダー」の便利な機能
本日(2008/09/10)は第2水曜日なので、マイクロソフト社からの月例パッチ提供日。
起床して直ぐ行ったことは、パソコン起動と手動での「Microsoft Update」実行。
設定が「自動更新」になっているんで、ほっておいても更新処理はしてくれるのですが、以下の理由で、毎月第2水曜日は少々早起きです。
- できるだけ早くセキュリティホールは埋めてしまいたい。
- 午前中はパソコンがフル稼働していることが多いので、バックグラウンド処理にリソースを消費したくない。
- 忙しい時にパソコンの再起動は時間の浪費。
本日の月例パッチの1つに「Windows Media エンコーダー」(以下WME)に関するパッチがありましたね。(WMEをインストールしていない場合はなし。)
私が「WME」を利用しようと思ったのは、今から4年ほど前(2004年?月)で、目的は、「パソコンの画面の動画キャプチャ」。
お客様に各種ソフトの設定や操作を言葉や文字で説明するのは、時に混乱されてしまうことがあって、(例えば、Excelのピボットテーブルとか)それだったら動画ファイルを使ってビジュアル的に説明したり、ホームページで公開してしまおうと思ったのが事の発端です。
無料でダウンロード&利用できる「WME」の本来の機能は、その名のどおり、WMV/WMA形式のエンコード(動画・音声の圧縮/伸張)行ってファイルの作成ですが、「Windows Media9シリーズソフト」と連携利用が想定されていて、パッと思いつくだけでも以下のことができます。
- パソコン画面を動画キャプチャしWMV形式のファイルの作成。
- パソコンとUSBカメラで簡易Liveカメラ(LANで動画ストリーミング配信)
- レコードやテープなどのアナログ音源を取り込んで、デジタルデータ(WMA形式ファイル)に変換。
- パソコンとテレビを接続して番組を動画ファイルにする。
(今ではワンセグ機器やHDD搭載DVDプレイヤーなどの普及でその役目はあまり意味がありませんが・・・)
とりあえずいじってみたのですが、当時はさっぱりわからず・・・(-_-;)
(2004年当時はまだパソコン動画編集については一般的ではなく、動画特有の用語の意味がチンプンカンプン・・・)
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それで本屋さんで「WME」に関する数少ない上記の書籍購入。この書籍のおかげで当時はずいぶん勉強になりました。
さてここからが本題。(前置きが長い・・・(^_^;))
「WME」には「Windows Media ファイルエディタ」というソフトも同梱されています。
意外と知られていないようですが、WMV形式の動画やWMA形式の音声ファイルの不要な部分をカットしてくれます。
WMA形式で音声ファイルをXP標準搭載の「Windowsムービーメーカー」で読み込んでつなげれば、「自作音楽メドレー」のような音声ファイルが簡単に作成できます。
中々便利です。(もちろん著作権の問題で私的範囲内での利用が前提ですが。)
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