中々楽しませてくれそうな製品「BLW-54VP」
1ヶ月ほど前(2009年8月)にヤフオクで前々から興味があった、
プラネックス社のVoIP機能付き無線LANルータ「BLW-54VP」を3,700円でゲットしたので、そのことについて少々記載。
(この製品はすでに生産が終わっちゃっているのですが、2007年ぐらいまで実勢価格で14,800円もして中々手が出なかった品です。)
なぜこの製品に興味があったかというと、SIPクライアントを実装しているから。
(これにより通常の電話機をIP電話として利用できることを意味します。)
「そんなのスカイプでこと足りるのでは?」となるとそこで話がTheEND。(^_^;)
ここでの話はあくまでも(パソコンがない状態でもIP電話構築できる)ハードウェアソリューションということで、あしからず。
SIPクライアントやQoS(Quality of Service)の設定ができるということは、VoIP(IP電話)の仕組みを理解する第一歩です・・・。
というのは建前で、早い話がマニアック製品好きなだけかも・・・(^_^;)
この製品向け?の「CyberGATE Phone」サービスは、既に終了しているのですが(引き続きが「アジルネットワークス」社がサービス提供)、フリーのSIPサーバー「Free World Dialup」が利用できそうかな?
海外のサイトなのでサインアップ等すべて英語ですが、でも「日経NETWORK (2006年12月号P188)」にサインアップの手順が記載されていたので、何とかなりそう?
さて、まだ軽く設定してみただけなのですが、私なりにこの製品の不思議な点を列挙してみると、
- コンバータモードの無線LANセキュリティ設定はWEPのみ・・・。
(今時WEPの利用は「ご自由に盗聴して下さい」と言っているようなものです。)
ルータモードとアクセスポイントモード使用時にはWPA2-PSK/AESまで対応しているのに・・・残念。 - ルータモードのIPアドレスの第3オクテット(192.168.1.XXX/24)までは固定になっている。
実質的に設定できるIPアドレスはクラスCのみ
(192.168.1.1~192.168.1.254まで。)
それほど問題ないけど、あまり見受けないケースなので一応記載。 - ワールドワイドに販売している製品のようで、パッケージに中国語表記がバシバシ連呼。WirelessRouter = 無線路由器・・・(^_^;)
この製品は主に海外出張の多い方をターゲットにした製品のようですが、PCネットワーク分野に明るい方にとっては、いろんな利用方法と利用シーンが思い浮かばせてくれる製品で、(実用性はともかく、)中々楽しませてくれます。
まぁそうじゃなければ、単なるコンパクトな「無線路由器」で話が終わってしまいそうですがが・・・。(^_^;)
こちらのサイトの詳しい製品レビューが参考になります。
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