オープンソースソフトを利用してご対応。
先日以下のようなご相談を頂きました。
今職場で運営しているネットショップ(ヤフーショッピング、楽天など)の更新担当をすることになったのですが、
ネットショップで使うバナーなどの画像加工方法と基本的なHTMLについて教えて欲しいのですができますか?
P-ぽけっと PC教室の既存のカリキュラムコースにはないご依頼なのでちょっと迷ったのでが、お客様とお会いしてヒアリングをした結果、コースをオーダーすることでお引き受けすることにしました。
正直なところホームページの学習を希望される方の大半は、自分の思い描いていたものが大変なことを知って結局挫折パターンが多いのですが、今回の場合、
- 既にサイト(ネットショップ)が存在している。
- ホームページにはHTMLの知識が必須であるということを理解している。
- ホームページには(事実上)画像処理ソフトの使いこなしも必須であるということを理解している。
という感じだったので多分大丈夫でしょう。
とは言え、メモ帳を使ってもできるHTMLコードの記述ですが、これはあくまでも「一応できる」であって、これから学習するという人にとってみると、コードの記載があまりに面倒。とても現実的とは言えません。(+_+)
かと言って、基本的なHTMLコードを学習するだけのために、わざわざホームページビルダーなどの有償ソフトを購入して頂くのも、少々大げさかと・・・。
そこで無償で使える以下のオープンソフトを使ってみること。
- ホームページ作成管理ソフトに「KompZer(コンポーザー)」
- 画像処理ソフトは「GIMP(ギンプ)」
お客様はWindows7をご利用されているのですが、上記はともにWindows7に対応していますしね。
(2010/8/16現在Win7の正式対応の記述はない。でも7とカーネルが同じVistaには対応しているようなので、多分OKでしょう。)
オープンソースソフトなので、Windows限定ではなく、Linux版もあります。(というか元々UNIX、Linuxなどを主体に開発されているものが多いみたい。)
以下は(Ubuntu10.04で使用している)Linux版の「KompZer Ver0.8b1」。
「CSS記述ツール」や「サイトマネージャ」、「DOMExplorer」、「簡易FTPツール」も備えていて、中々しっかりしている。(゜o゜)
詳細設定もしっかりあって、デフォルトのDTDはHTML4.01、Strict。
(TransitionalはあるけどFramesetはなし。)
オープンソースソフトの場合、LinuxディストリビューションなどのOSの書籍は山ほどありますが、アプリ単体での書籍となると少ない・・・というかほとんどない・・・(^_^;)
でも「GIMP」は別格で、こんなリファレンスがしっかり存在している!(◎o◎)!
それだけ完成度が高く、使いやすくなってきたと言えそうですね。
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今回のような学習テキストにはうってつけなこんな便利な書籍もでている。
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ちなみに釧路工業専門学校にて、「GIMPによるウェブ画像処理入門」という市民向けの講座が2010/9/6(月)、7(火)の2日間(18:00~19:30)無料で開かれるみたいだから、まだ定員に達していなかったら私も参考に受講してみようかな。
う~んオープンソースソフト、これからは積極的に利用していこう!
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