起動レスポンス向上に意外と効果あった「Microsoft Bootvis」!
ネットでは早くもマイクロソフトの次期クライアントOS「Windows8」の話題が散見されるようになりましたね。
P-ぽけっとではまだまだメイン利用はWindowsXP。
(Windows7マシンを一台導入しているものの、ホコリかぶちゃってます・・・(^_^;))
XPは使い慣れているとはいえ、ハードウェアは2004年前後のもうお古もいいところ((^_^;))ですから、動作レスポンスの維持に日々のソフトウェアメンテナンスが欠かせません。
定期的に行っているソフトウェアメンテナンスとして、
- 「CCleaner」+「CCEnhancer(CCleanerの拡張ソフト)」で不要レジストリ情報等の清掃
- 「Quicksys RegDefrag」でレジストリデフラグ
- Windows標準機能のハードディスクデフラグ
といった感じ。動作レスポンスをそれなりに維持してくれますが、何か他にいいツールでもないものかと思っている時に書店で以下の書籍を目にする。
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この手の書籍に掲載されているソフトの多くがレジストリ編集をGUI化するフロントエンドなので、あまり参考にならないと思って普段は見なかったのですが、中々内容が充実している。
中でも上記の書籍のP31に詳細されていたXP専用の「Microsoft Bootvis」というソフトに興味が沸く。
このソフトは(今まで行ったことがなかった)ブートファイルの断片化を解消してくれるので、(ブートファイルが断片化していたら)起動時間の短縮が期待できる(かもしれない)。
ということで、早速試してみる。
で、(通常行っているソフトウェアメンテナンスと組み合わせて)行ってみると期待していた以上の効果!( ̄○ ̄;)!
以下が最適化前と最適化後の起動時間のトレース。
(時間計測にBIOSとログオン時間は含まれていません。)
実施したPCはウィルス対策ソフトに無償の「Microsoft Security Essential(以下MSE)」をインストールしてあるのですが、シングルコアCPUにはちょいと荷が重く、起動して安定するまで少々時間がかかってました。
今回の大幅短縮はMSEのサービス読み込みが最適化され早くなったことが大きいのかなと。
(MSEより起動処理が軽いセキュリティソフトを使っている場合は、さほど最適化処理効果が得られないかも?)
いずれにしてもお古(2004年~2008年)のXP搭載マシンを現役利用している方は、まだまだ多いようので試してみる価値あると思うなぁ。
あっ!「Microsoft Bootvis」はマイクロソフト(以下MS)純正のフリーソフトですが、もうMSからは提供されていないようなので、検索でダウンロードサイトや使い方を見つけて下さい。(日本語化パッチもあるよ。)
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