はじめての2重ウイルス対策ソフト環境に遭遇!
今年(2012年)の春にノートPCを納品したMさんから以下のような感じのご相談が
パソコンの電源を入れても更新プログラムのインストール中の画面がずっと続いていてパソコンが使えないんです・・・。
はて・・・?とりあえずパソコンをお預かりして2時間ほど放置してみると、確かにずっとこの画面のまま・・・。
パソコンは、
- CPU: Core i5
- メモリ: 4GB
- OS: Windows7 SP1(64bit )
という構成なので、(サービスパックのような大きなパッチを当てているわけでもなく、またハードウェアもまずまずの性能なので)たった数個のパッチのインストールに2時間以上も待たされるのは明らかにおかしい・・・・(-_-;)
こうしたトラブル解決の手がかりになる「管理ツール」もログイン出来ないことに利用できない・・・。
しばし時間流れ・・・「セーフモード」で起動してみることに気づく。
(最近「セーフモード」を使うようなトラブルに出会ってなかったので忘却してました。(^_^;))
で、セーフモードで起動してログイン。(;´Д`A ```
問題解決のヒントを探るために管理ツールの「イベントビューワー」を見てみるとのウイルス対策ソフト「マイクロソフト セキュリティ エッセンシャル(Microsoft Security Essential)」のウイルス定義ファイルの更新に失敗のエラー文字を発見!
(キャプチャーし忘れて残念ながら画像なし)。
「これは!きっと!( ̄◆ ̄;)」と直感が働き、ソフトウェアの一覧を見てみると予想通り「Kingsoft AntiVirus(キングソフト アンチ ウイルス)」と「Microsoft Security Essential」の2つウイルス対策ソフトがインストールされているのを発見!
セキュリティ対策ソフト(ウイルス対策ソフトを含む)は2重でインストールするとWindowsシステムが不安定になってしまうのは割と知られていることなのですが、こうして実際にお目にするのはこれが初めて。
「Baidu」のIMEもインストールされていたので、何かのフリーソフトをインストールする時にオプションのチェックを外していなかったのみたいで一緒にインストールされたみたい。
「Kingsoft AntiVirus」をアンインストールして完了。
気付けばどってことないんですが、"はじめてのケース"というのは何かと私には新鮮でブログネタになりやすい?です。(^_^;)
そんなわけで次回の記載は「はじめのウイルス感染したVistaパソコンに遭遇」(仮題)の予定です。
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