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2013年4月 7日 (日)

XPサポート終了までついに残り1年!未だに潜在的なニーズあり?

タイトルどおりで、WindowsXPのサポート終了(2014/4/8)と残り1年になりますが、XPパソコンでのサポートご依頼は相変わらず多い・・・(^_^;)

今回は職場でフリーのプレゼンテーションソフト「Impress(by Libre Office)」を使うことになって受講ご依頼があったWさんのケースを長々と記載してみます。

受講しているうち話が「自宅のパソコンがどうにも動作が遅いんですが、もう買い替えですかね?」という方向に・・・。

金銭的に買い替えの余力があればその方がいいのですが、会話のニュアンスから"できればまだ使いたい"という感じがあったので、

「XPのサポート期間が残り1年間ということを考慮すると、1万円以上かかるようなメンテナンス(SSD導入)はあまりおすすめしませんが、小額のメンテナンスでも、まずまず使えるレベルまで動作向上させることは可能だと思います。」

と話してみたところ、Wさん 迷わず「是非!お願いします」とのお声がかかる。


パソコンは、2006/3/30リリースのDELL ノートPC 「INSPIRON 1300」。

Inspiron_1300

このパソコンは「Windows Vista Capable PC」だけど、今となってはXPであってもハードウェアを増強しないとまともに使えない・・・そんなわけで以下ようなメンテナンスを実施。

  1. CPU交換:(Celeron M 380 → Pentium M 750)

  2. メモリ1GB増設:(512MB → 1536MB)

  3. ソフトウェアメンテナンス:
    (レジストリ清掃+レジストリデフラグ+HDDデフラグ+キャッシュ用RAMDISK作成)

交換用の中古CPU「Pentium M 750」はヤフオクで1,000円ほどで入手。

Celeronm380__pentiumm7

「INSPIRON 1300」は、CPU交換がとても簡単。本体をひっくり返して4つのネジをドライバーを使って外すだけ。
(トルクスレンチなどの工具も必要ないし、本体を分解するような神経を使う作業もありません。)

Cpu

ご丁寧?にヒートシンクは誰でも簡単に取り外せるように指で引っ掛けるフィルムまでついています。
まるで"CPUの取り替えるは(自己責任で)ご自由にどうぞ。"と言わんばかりの作り。(◎o◎)!

Photo

繊細な作りで分解が難しい国内メーカーパソコンではちょっと考えられない。この辺は外資系メーカーならでは?


後ほど気付いたのですが、Amazonでも結構中古CPUが数多く出回っている。

「Pentium M 750」なら送料無料で1,580円。(2013/4/24 現在)

インテル Intel Pentium M 750 Mobile CPU 1.86GHz 2M Cache 533MHz FSB SL7S9 CE

「同760」はちょい高で約3,000円ほど。(2013/4/7 現在)

インテル Intel Pentium M 760 Mobile CPU 2.0GHz 2M Cache 533MHz FSB SL7SM CE

上記メンテナンス作業である程度動作は向上。(Wさんの及第点はクリアしたと思います)。個人的にはSSDの導入で劇的にレスポンス向上を実現させてあげたかったなぁ・・・。

費用対効果を考慮し今回はSSD導入提案はしませんでしたが、XPのサポート期間が過ぎてもLinuxに乗せかえれば(ライトユースなら)利用できることを実演・・・(^_^;)

以下はUbuntu12.10をDVDブートさせた状態。

Ubuntu1210_on_inspiron_130

(ちなみに「INSPIRON 1300」はBIOSがUSBブートに対応しているので、USBメモリにLinuxインストールして利用する手法も使える。)


蛇足として(Linuxユーザーには広く知られていることなんですが)、Ubuntu 12.04からPAE(Physical Address Extension)非対応のCPUはサポートを打ち切りを表明していて、UbuntuやUbuntuをベースにしているディストリビューションはインストールディスクをセットしても(Liveも含めて)起動してこない。

(今回の「Pentium M 750」や「同740」はPAE対応を確認していますが、)
Celeron M / Pentium M シリーズの初期の製品(第一世代のBanias(バニアス)コア)はPAE非対応のためインストールには別の対応が必要に。

CPUのPAE対応状況を調べるコマンド 「cat /proc/cpuinfo | grep pae」
(フラグ情報が山ほど出てきますので、通常はgrep(グレップ)で絞り込む。)

既にUbuntu 12.10が起動しているパソコンでコマンド打っても意味なのですが(起動=PAE対応となるので。)一応備忘録として。

Pae


いずれにしても、まだまだXPパソコンをメイン利用している方は多く、それでいて(サポート期間が残り1年と迫っているにもかかわらず)多くの方が買い替えに躊躇していることを実感。

この状況の中に今後の10年を乗り切るためのヒントがあるような気がするのだが・・・足りない頭を使って知恵をしぼり出せ!工夫しろ!自分!\(-o-)/

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コメント

今朝、ノートPCのlinuxmint(LMDE)が壊れました。結局データを抜き取るにしても、保存場所やリストア方法が直感的に得にくい構図ですよね。
 ドライブレターが無いのが癌です。
 ジャンクのPC修理の挙動調査とかではやはりLINUXは不向きです。タッチパッド用のボタンの右がたまにチャタリングを起こすと言う症状の場合、WINだと結構フリーソフトが充実してるので常駐させておいて簡単なのですが、LINUXとなると無いのでコレはOSの仕様や相性問題なのか?と思ってしまいます。
 今回の壊れた原因はHDDの書き込みエラーらしく、MYSQLのレプリケーションのスレイブだったので、それで変なタイミングでシャットダウンしたからでないかなと思っています。GUIでは管理者でOPENとかばかりやっているとアプリの切替が自由に出来ないなど、コレをXP依存の素人が使えるレベルでは無いと思いました。多分、サポート終了でも使い続けるのが主流になると思いますね。

投稿: | 2013年5月 8日 (水) 12:16

続き)長文失礼します。実は社内での管理業務ソフトを流用するために、W7の上にVHDでXP走らせる検討をしています。VMという手法を用いてXPの下に何かを走らせて、セキュリティを下にやらせると言う方法が軽量でできないものでしょうかね?下はCUIで普段見えなくしておけば、ほとんど違和感なしでできますよね。社内でも新しいMS-OFFICEについていけないらしくソフトの継承も必要かなっと思いました。でも社内でLINUXはほぼ不可能と考えています。

投稿: ㍉ | 2013年5月 8日 (水) 12:30

ミリさんこんにちは。

>データを抜き取るにしても、保存場所やリストア方法が直感的に得にくい構図ですよね

たしかにWindowsとは似て非なるものですね。

>MYSQLのレプリケーションのスレイブだったので、

スレイブのほうで不幸中の幸いですね。(^_^;)
「Liveマイグレーション」のような技術がすんなりうまくできれば最高なんですが…。

バックアップやレストアについてはいろんな考えとスタイルがあると思いますが、
「Ubuntu Magazine Japan vol.09」のP75の記載がデスクトップLinuxらしくて新鮮でした。http://ubuntu.asciimw.jp/elem/000/000/010/10533/UM09_P74-79.pdf

(---前略---筆者は「バックアップを取ってひとつの環境を守っていくのではなく、再インストールするだけで自分用の環境が復元できる 「手元のマシンが壊れても、失うものはなにもない」 的なアプローチを取っているのです。---後略---)

PCと紐付けされているWindowsではこうも行きませんから。

>多分、サポート終了でも使い続けるのが主流になると思いますね。

私もそう思います。以下のサービスの検討している企業は結構あるかと。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1304/24/news074.html

>ドライブレターが無いのが癌です。

そうですか?個人的にはメリットがデメリットを上回っていると思うですが。
シェルスクリプトのコードを汎用化(抽象化)できますし。


>実は社内での管理業務ソフトを流用するために、W7の上にVHDでXP走らせる検討をしています。VMという手法を用いてXPの下に何かを走らせて、セキュリティを下にやらせると言う方法が軽量でできないものでしょうかね?

完璧にというか決定的というのが中々なくて各社きっと頭が痛いところですね。(^_^;)
解決の糸口は「仮想化」と「シンクライアント」がキーワードになる?

投稿: P-ぽけっと | 2013年5月 8日 (水) 14:49

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