「Raspberry Pi」についてあれこれ。
最近のLinuxはGUIがかなり充実していることや実用的で使いやすいGUIソフトも多数登場してきて(サーバー用途だけでなくクライアントパソコンとして)使い始めた方も多くなったんじゃないかと思います。
しかし組み込み機器にカスタマイズしたLinuxをインストールし、トコトンいじってオレ流を楽しむとなると、まだまだLinuxに精通した極限られたヘビーユーザーだけの特権・・・というのも徐々に過去の話になりつつある(のかもしれない)。
今回は(も?)、そんなことについて好き勝手に長々と記載してみます。
理由の1つが(今までの数万円した「BeagleBoard」、「PandaBoard」と比べると)3,500円~4,500円と超破格なシステムボード「Raspberry Pi(ラズベリー パイ)」の登場。
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「Raspberry Pi」専用のケースも安価で売っています。
(カラーはスケルトン、ブラック、ホワイトなど多数)
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ちょうど昨年の今頃(2012年6月)は発注しても手元に届くのに数ヶ月から半年以上もかかるほどの盛況だったのですが、最近はだいぶ生産・供給も安定してきたようでAmazonやネットオークションでも比較的入手しやすい状況のようです。
もう1つの理由としては、ユーザーが増えたことで(組み込み機器向けのLinux)の情報もネットや書籍で増えてきたこと。
以下は「Raspberry Pi」向け(に最適化された)Linuxディストリビューション、「Raspbian(ラズビアン)」について。
「Raspberry Pi」の書籍も続々と出版されています。
(こうした専門書籍は釧路の書店では中々扱ってくれないのが残念・・・(T_T))
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Raspberry Pi〔実用〕入門 ~手のひらサイズのARM/Linuxコンピュータを満喫! (Software Design plus) Amazonで確認する 出版社: 技術評論社 発売日: 2013/07/06 |
以下の書籍は発売前の予約者に「Raspberry Pi」をセット販売する企画付き。
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予約しようと思って予約販売サイトにアクセスしてみると・・・当初用意した100台は即日完売したようで、追加で500台用意したみたいだけど、こちらも既に完売してる! 。゜゜(´□`。)°゜。 人気の高さがうかがえるなぁ・・・(゜o゜)
普段あまり味わうことがない(ちょっとマニアックな香りが漂う)異質なその世界に踏み込んでみたいと思っていたものの、思考力が低くなんちゃってLinuxユーザーである私には、「(パソコンとは比べ物にならない)このロースペックな組み込み機器をどこに生かす?実際のところ実用性は?」とも感じていました。
ところが「Raspberry Pi」をネットワークメディアプレイヤーとして活用させる(ための動画コーデックの購入方法や適用方法などの詳細な)記事を目にして読んでみると「これは中々の実用性!\(◎o◎)/!」と思う。
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OSに「Raspbian」ではなく(メディアプレイヤーソフト「XMBC」に特化した)「Raspbmc」を使うことで、
- 「Raspberry Pi」内臓の動画再生アクセラレーターのフル活用。
(MPEG-2、H264動画のHDクラスまで快適に再生) - スマホをリモコン代わりにすることが(多分)可能。
(対応アプリ「XBMC Remote」をスマホにインストール)
TV接続して使うネットワークメディアプレイヤー機として中々実用的に利用できるそう。
---2013/7/8(月) 追記----
以下の書籍、釧路書店でも置いてあるのを発見!
ちらっと立ち読みしたらP47に上記の記事がそのまんま掲載されていました。
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あと個人的に、"Linux版USBデバイスサーバー"なんてのが実現出来ると面白い?って思っていたりします。(以下は「日経Linux 2011年8月号」のP53の掲載の一部)
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あっ!でも・・・貧乏暇なし・技量なしの私のことだから、考えて楽しむだけに終わってしまう可能性大!?・・・(^_^;)
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