はじめてのCADソフト
大手ゼネコンの一次下請けの建設会社に38年間お勤めされていたIさん。
このたび退職して(2012年)6月に自分で新しく小規模な建設会社を起こすとのことで、独立にあたりコンピュータ活用の必要性を強く感じてご連絡頂いたのがお会いしたきっかけでした。
Iさんずっと建設現場一筋だったこともあって、(自宅にパソコンとネット環境はあるものの)業務に使うパソコンスキルはほとんどないとのことで、今年の2月から業務で支障がでないほどのパソコンの基本操作、Gメール、Word、Excel等を受講頂いておりましたが・・・
最後に「CADも使えるようになりたいのでお願いします。」とのご依頼が・・・。
私、これまでCADソフトはまったく使用したことがないので、
「むっ…無理…( ̄○ ̄;)!」と思いつつも、一応お話をお伺いしてみると、
- 建築/建設の設計図面を自分で一から製図することはない。
- (設計事務所から提供される)図面のデータに、足場などの枠の書き込みと寸法等の記載をしたい。
- (設計事務所から提供される図面)ファイルはJW_CADで作成されるものがほとんど。
- 解体工事の時に使う簡単なラフ図面(1/250スケール)は自分で書きたい。
- 作成したラフ図面の寸法や面積の自動計測する操作方法は必要。
- 作成したラフ図面は公的機関に提出するような厳密なものでなく、あくまでも作業スタッフ用としてのもの。
といった感じ。
こうした内容(設計に関わる専門知識が必要になることがない)なら、「なんとかなりそうかも?」と思い始める。
ソフトはJW_CADを使うとなるのが普通の流れですが、JW_CADを使うにはIさんにとっても私にとっても敷居が高い。
そんなわけで、「もしかしたら使う機会があるかも?」と以前から頭の片隅にだけはあった「AR_CAD」をいよいよ使ってみることに。
「AR_CAD」は、お絵かきソフト的な簡単操作がウリのフリーソフトウェア。
(※非商用の個人利用のみで、商用利用時は作者への連絡が必要になります。)
フリーソフトの場合、かなりメジャーなものでないと書籍は出版されないの傾向が強いのですが、幸いなことに「AR_CAD」の書籍は(一昨年の2010年に)出版されています。
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(ある程度のレベルに到達したらネット上にある多数ある情報が有用になることが多いですが)初歩の段階ではやっぱり書籍を元に学習したほうが効率がよいし、書き込みもできるので心強いです。
付属のDVDに学習サンプルの図面が多数あって、それを元に触ってみましたが、画像処理ソフトを普段多用している方なら比較的短時間で理解できると思う。
まぁなんとかIさんのお役に立てるレベルまではなれそうです。(^_^;)
話がそれるのですが、Windowsのフリーソフトを使うと「Linuxではどうなの?」と条件反射的に思ってしまう私。「CADはさすがにないでしょ。」と思っていたら・・・以下の書籍のP90に「LibreCAD」というのが紹介されているのを目にする!(◎o◎)!
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「LibreCAD」はオープンソース(ありがたいことに日本語対応)なので、Windows版もMac版も存在していますが、Windowsでしたら今回の「AR_CAD」も含めて多数のCADソフトが存在しているので「LibreCAD」をチョイスする意義が薄れるかな?
そもそも「LinuxでCADソフトが実用的に使えるの?」というと、疑問がないわけではないのですが、LinuxでもCADソフトが存在していることは私には大きい。
いずれにしてもCADソフトを初めて使うきっかけを与えてくれたIさんに、そして使いやすい「AR_CAD」に感謝・感謝。(^^ゞ





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